こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
日頃から、わたしが気をつけていることがあります。
今回はこのことを、お話しします。
先日、娘が以前、音楽のプレイリストに入れた「チグハグ」という歌を、久しぶりに聴いた。
いい歌詞だなぁ、と思っていたら、あることを思い出した。
それは、わたしが、前前職の、事務の仕事のときに出会った、イギリスからきた英語の先生に言われたことだった。
とても、とても心に突きささった。
それは、
「タカちゃん、日本人は今度 遊ぼうね!と笑顔で言うけれど、遊ばないよね」
という言葉だった。
怒っている感じでもなく、責めるわけでもなく、ただ不思議なんだよね‥‥ という感じて質問された。
きっと、日本に英語の先生としてきてから、出会った多くの日本人が毎回そう言ったんだと思った。
わたしも心当たりがあるので、スゴく申し訳ない気持ちになった。
そして、いつかそのうちに‥‥で、すぐに遊びに行く気がないのに、軽く約束していた自分が、はずかしくて何も言えなかった。
自分のなかで、ウソを言っているわけでもなかったけれど「言っていることと行動が違う」これは良くないと思った。
それから、社交辞令は一切やめようと、自分のなかで決めた。
その後、事務の仕事から、好きなことを仕事にしたいと、化粧品の代理店の仕事に代わった。
「本音と建前」という言い方があるけれど、わたしは、本心では「やりたくない」と思っていることなのに、言葉では「やりたいです」と、度々言うようになっていた。
身体がキツいのに、頼まれごとを引き受けたり、本当はイヤなのに、がまんして仕事をしたり。
自分が感じていること・思っていることに、フタをして、本当はやりたくないことをしていた。
社交辞令での、今度遊びに行きましょう!と、いうのはしなくなったけれど、自分にウソをつくようになっていた。
そんなことを長く続けていたら、わたしは、どんどん元気がなくなっていった。
今ならわかる、私達は 「 心と言葉のズレ 」や「 心と身体のズレ 」によって、著しく自分のエネルギーが低下する。
例えば、本当の自分の気持ちでは、したいことや、言いたいことがあるのに、家族や周りの目を気にして、やらなかったり、言うのをがまんしていたり、もそう。
自分の心と行動が一致していると、エネルギーというのは上がっていくけれど、それがバラバラになると、エネルギーは低下していく。
当時のわたしは、そのことを知らないので、「周りに合わせて」言っていることと、自分が本当に思っていることが、全然違うということを続けていたら、自分の思っていることまでもが、わからなくなっていった。
もう、そんなのはイヤなので、自分が感じていること・思っていることと、表現( 話したり、行動したり )を一致させていくことを、今はとても意識している。
できない約束はしないし、思ってもいないことを言わない。
そして、有言実行を心がけている。
言ったことを、実行(行動)していくと、自分の「言葉の力」も強くなる。
言った言葉が、そのまま形になる。
逆もあって、言ったことを守らず、言葉と行動が一致しないと、その人の言葉の力は、弱くなっていく。
なので、わたしは、娘が小さな頃から伝えていることがある。
・自分に正直でいてね
・自分にウソをつかないでね
・人にも正直でいてね
自分の本当の気持ちと、言葉・行動が、チグハグにならないように、ということは とても大切。
幸せな人生を送るための、秘訣かもしれない。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪