こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
わたしは先日、ある講座のライブイベントで東京に行くため、4日間家を空けました。
(くわしくは、こちら→わたしの冒険 ⁉︎ 〜東京へ 初ひとり旅〜 )
そこでは書ききれけなかった家族とのこと、27年前の出来事を今回はお話しします。(^ ^)
日常の景色が変わった!
わたしは、講座のライブイベントに参加するために前泊したので4日間家を空けることになった。
最終日は空港着が遅い時間となるため、夫に迎えにきてもらう間、娘をわたしの実家で眠らせてもらっていた。
夫の迎えで実家に帰り、3人そのまま泊まらせてもらった。
娘のぐっすり眠っている姿を見て、安心した。
たった数日なのに、久しぶりに会えたように思えた。
一緒にいれることが、とても嬉しく幸せだった。
わたしの まくらの上に何か置いてあった。
「 旗 」だった。
それは、娘から わたしへのプレゼントで、幼稚園で作った旗に絵とメッセージを書いた物だと、母と夫が教えてくれた。
「まま もも たべたよ おいしかったよ(桃の絵)」
その裏にもメッセージが。
「ママ♡ だいすき (娘の名前・似顔絵)」
娘は、わたしの帰りを心待ちにしていて、わたしのために初めて筆ペンを使って書いたそうだ。
嬉しいなぁーと、じーんとした。
娘の想いが、愛が伝わってきた。
(約5ヶ月後の朝に分かったこと。
娘が教えてくれたのは、これは応援の旗「 ママを応援するための旗だよ 」と。
聞いてビックリした。
プレゼントしてもらったとき、なぜ旗? と一瞬思いながら、可愛いし一生懸命に作ってくれたし、まぁいっかぁと思っていたけれど、お手紙ではなく、旗だった理由がちゃんとあった。
娘の深い想いを知って、改めて感動した。)
わたしが ひとりで東京に行くことを不安に思っていると知っていた娘は、わたしにお守りも作ってくれていた。
折り紙で作ったお守り、ありがとう。
朝目覚め、娘・夫がいる安心感に幸せを感じ、感謝の気持ちでいっぱいになった。
娘の寝顔をみながら頬をなでていると、起きそうな感じだったので、
「Hちゃん(娘の名前)」と静かに呼ぶと、寝ぼけながらも満面の笑顔で、
「ママーーーーーー‼︎‼︎」と言って、わたしに抱きついてきてくれた。
こんなに全身で、わたしの存在を喜んでくれるなんて‼︎
生まれて初めての経験だ‥‥ スゴく幸せで嬉しかった。
娘を抱きしめながら、会いたかったこと、そして今 会えていることがスゴく嬉しいこと、「 旗 」のお礼。
そして、楽しく いっぱいお勉強出来たこと。
Hちゃん・みんなのおかげです。ありがとう!と伝えた。
娘も、初めて筆ペンを使って楽しかったことや、大好きな桃を食べたこと。
空港の見送りデッキで泣いたけど、下の階にあるクレーンゲームをパパがさせてくれて泣きやんだことなど、離れていた間の出来事をたくさん話してくれた。
それを横で眺めていた夫が、嬉しそうに ほほ笑んでいた。
今回離れたことで、より家族の大切さを感じ、絆も強くなった。
いつもの日常の景色が変わった。
大切で幸せなものになった。
思いがけず わたしにも!
この日は月曜日、実家から娘は幼稚園に行く。
母の作ってくれた朝食を3人でいただいた。
美味しかった、ほっとする。
料理上手な母のお料理を、いつも 娘・夫も楽しみにしている。
母の好意で、娘のお弁当を作ってくれた。
手作りのエビフライ・コロッケ・卵焼き…
とっても美味しそうなお弁当をみて、わたしが、
「Hちゃんいいなぁ〜。ママも食べたいなぁ!ばぁばぁ(母のこと)のお弁当はとっても美味しいよー」と言った。
娘は、「いいでしょー♪ ママにはあげないよー」と嬉しそうに笑っていた。
すると、母が 「 タカコの分も つめてあげるよ!」と。
手際よく、あっという間に わたしのお弁当が出来た!
母に「ありがとう!」とわたしがお礼を言っているのを見て、娘も嬉しそうだった。
父と母に、お世話になったお礼を伝え、幼稚園に向かった。
わたしが知らなかったこと
いつも幼稚園バスで通っている娘は、わたしと夫と直接幼稚園に行くことにワクワクしているようだった。
幼稚園に着き、担任の先生に挨拶をすると 「おかえりなさい!」と言われた。
わたしが東京へ行ったことを娘から聞いて知っているんだな、と分かった。
先生は、娘の話した事や様子を教えてくれた。
空港でわたしを見送ったときにいっぱい涙が出て、目が腫れてしまったこと。
そして、その泣き腫らした目にパパが蒸しタオルしてくれたけど、それでも完全にはひかなくて幼稚園に来たこと。
ママと離れていて、「淋しい」と先生に言っていたこと、など。
わたしの知らなかった事を教えてくれた。
そのときの娘の姿が目に浮かんできて、涙が出そうなのをこらえながら、先生に お礼を言った。
それから、娘に「そうだったんだね‥‥ Hちゃん、ママをお勉強に行かせてくれて ありがとう。」
と、感謝の気持ちをこめてハグをし、幼稚園を後にした。
娘は、わたしには言わなかったけれど、こんな想いをしていたんだ‥‥と、また泣きそうになった。
わたしの やりたい事を尊重してくれている。
娘からの深い愛を感じた。
その想いを感じて、東京へ行って学んだことを、今学んでいることを自分のものにして、しっかりと自分のビジョンを実現していく!と強く思った。
夫は、わたしを自宅に送り仕事へ。
家族の応援に、支えに、本当に感謝しかなかった。
お弁当 ♡
わたしは、スーツケースもそのままに、ベッドで数時間眠っていた。
目が覚め、母からのお弁当を思い出してワクワクした。
久しぶりの母のお弁当!
高校の3年間、毎日ずっと作ってくれてたなぁー。
あの時は、何も思わず食べていた。
「 ありがとう 」や、感謝の気持ちもなかった。
母は、共働きで忙しいなか作ってくれていたのに‥‥
冷凍食品は使わず手作りで、毎日違ったおかずを入れてくれていた。
今は娘のお弁当の日が、週に2回あるので、わたしと夫で週に1回ずつ作っている。
毎日作る自信はない。
そんな事を考えていた。
今は、母に感謝と尊敬の気持ちでいっぱいなんだけどな‥‥
「いただきます♪ 」
一口、ふりかけのかかったご飯を食べて、涙が溢れてきた。
止まらなかった。
すごく美味しかった‥‥
母の温かい愛情を感じた。
食べてなくなってしまう前に、なぜか残したくて、お弁当の写真を撮った。
そして、すぐに母に電話した。
泣いているわたしに、驚いたようだったけれど、
「 お母さん ありがとう。お弁当が美味しくて、涙が止まらなくなって‥‥ 」
「 高校のとき、毎日美味しいお弁当を作ってくれて ありがとう。」
「 美味しいご飯を毎日食べられて、幸せでした! ありがとう。」
と伝えた。
母は、「ありがとう」と優しく言ってくれた。
短い電話だったけれど、わたしの気持ちを伝えることが出来て嬉しかった。
大切に味わって、お弁当を食べた。
わたしと母は、今は仲良くなったけれど、わたしが高校生の時は口もきかない状態だった。
(くわしくは、こちら→母とやっと分かりあえた 前編 )
愛は伝わる
27年も前なのに、毎日作ってくれていたお弁当や食事のことが、ちゃんとわたしの身体に記憶として残っていて、母の愛を今のわたしに伝えてくれた。
長い時間がかかっても、ちゃんと愛・愛情は伝わるんだ‥‥ スゴい!と思った。
東京へ行ったことで、娘・夫・母・父の愛や愛情をとても感じることが出来た。
みんなのおかげで 学ぶことが出来た。
たくさんの愛をもらった。
家族に感謝です。
追伸
今も仲の良い、わたしの友人が高校の時に言ってくれた言葉を思い出しました。
「 他の人のお弁当は、食べてみたいと思ったことはなかったけど、タカ(わたしのこと)のお弁当は、美味しそうで食べてみたいと思う!」と。
嬉しいなぁ ありがとう (^ ^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪