こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
先日、とてもビックリすることがありました。
今回は、そのことと感じたことをお話しします。
この間、用事があり、知り合いのお家へ、家族3人で行かせてもらう機会があった。
そのお家には、2人の小学生と3歳、計3人の子どもさんがいる。
挨拶をし、キレイに整えられたリビングに通してもらい、どうぞ、と私と夫に出してくださったのが「コカ・コーラ ゼロ」だった。
小学3年生のわたしの娘には、コーラ、カルピスウォーター、ファンタ オレンジのどれがいい?と聞いてくれていた。
娘には、普段ジュースを飲ませないようにしているので、大喜びで「コーラがいいです!」と言い、美味しそうに飲んでいた。
ふたりの子どもさんも、それぞれ好きなジュースを選び、飲んでいた。
飲み終えると、子どもたちは遊びたくて、すぐにオモチャのある部屋に行った。
知り合いのお母さんは、自分たち夫婦にもコーラを入れた。
そして、まだ幼稚園に行っていない幼い3歳の子どもには、プラスチックの小さなマグカップにカルピスウォーターを入れて飲ませた。
驚いた。
ジャッジする気はないし、人の価値観はいろいろ、それぞれのご家庭のことだからいい。
けれど、小さな子どもに、砂糖たっぷりのジュースをお水のようにゴクゴク飲ませるのはキケンだと思った。
むし歯になりやすい、という理由だけではない。
【 キケンだと思う理由 】
・砂糖の取り過ぎは糖尿病を発症するリスクを上げる(事実、子どもや若者の糖尿病が増加している、小学生の1割が糖尿病予備軍といわれている)
・ジュースなどの液体に入っている砂糖は吸収されやすく、体脂肪に変わりやすいので肥満の原因になる
・きび糖を極端に精製した、上白糖・三温糖・グラニュー糖を普段からたくさん身体に取り入れると、中毒性があり攻撃的でキレやすくなる
* 一般的に1日に身体に取り入れる、砂糖の量の限度は約40g(角砂糖1個が3〜4g)
* 子どもの場合 2歳〜18歳は25g以下、2歳未満は砂糖は取らない、がのぞましい
カルピスウォーター 500mlには、角砂糖で18個分の砂糖が含まれる 。
角砂糖1個3.5gとすると、63gの砂糖が入っていることになる。
コーラ500mlには55g/スポーツドリンク500mlには31g
おやつ・間食などにも注意、砂糖がたくさん入っている 。
プリン16g/ショートケーキ(100gあたり)29g など
以前、そのお家に、おじゃましたときのことを思い出した。
わたしが「 お水もらえますか?」とお願いしたとき、「えっ!?お水??‥‥ 水道水はあるけど‥‥」とビックリしながら言われたのを思い出した。
そのお母さんは、「 私の家では、お水は飲まない 」とも言われていて、わたしも こころの中で驚いた。
子どもたちが楽しく遊んでいる2時間ほど、わたしは出してくださった飲み物に口をつけないのも申し訳ない気がして、コーラをちょっぴり3口いただいた。
家に帰り、思い出した。
娘が幼稚園に通っていたときも、水筒に「 お水 」か「 お白湯(おさゆ)」を季節によって持たせていたら、先生に驚かれたこともあった。
わたしは、「水分補給」のためには利尿作用(体内の水分を外に出す)のないものの方がいいと思っているので、逆にビックリした。
娘に聞くと、お茶やスポーツドリンクを入れてくる子が多くて、〇〇ちゃんはコーラ入れてきてたよ!とも教えてくれた。
小学校に入っても、娘の水筒には、お水かお白湯を持たせているけれど、クラスメイトに「自分は、お水飲めないよー」と言われることもあるそう。
『 味のついていない「 お水 」は飲めない 』
『 冷えていない「 お水 」は飲めない 』
『 お白湯なんて飲めない 』
と、いうことをときどき聞く。
人間の身体の水分は、成人で約6割・乳幼児では約7割以上を占める。
身体に取り入れる「 お水 」は、とてもとても重要。
私達の身体を作っている。
わたしは、できる限り「身体に良い・上質なお水」を飲むようにしていて、外出するときも常に持ち歩いている。
朝起きてすぐ・眠る前には、お水かお白湯を飲む。
お風呂に入る前・風呂からあがった後にも、意識して飲んでいる。
身体には、お水が欠かせない。
今すぐできること
ときどき飲むジュースは良いと思うけれど、毎日ごくごく飲むのはキケン。
身体をつくるものは、口から入れるもの。
身体に取り入れる「 水分 」や「 食べもの 」で、人は、血液は、細胞は作られる。
大切な自分の身体に、口から入れる「水分」・「食べもの」は健康に良いものを選びたい。
普段からどんな食べものや飲みものを口にしているかは、お家の人の価値観や習慣により、それぞれのご家庭で違う。
それは、それでいい。
お家の人を変えようとしなくていいよ。
でも、自分で気をつけることはできる。
砂糖の取り過ぎにならないよう、ジュースを毎日飲まないことや、おやつ・間食に何を食べるか考えて選ぶ。
そして、天然の甘いものもあることも知ってほしい。
・くだもの
・ドライフルーツ
・お芋やカボチャ
・甘酒
・米あめ(アワあめ)
・ハチミツ(1歳未満は食べてはダメ)
・メイプルシロップ など
なるべく、ナチュラルな自然のものを食べると「 こころ 」も「 身体 」も健やかに元気になりやすい。
大切な身体に、負担をかけたり、汚したりしないものを選ぶ。
だけど、自然のものだからといって、食べ過ぎはよくない。
健康に良さそうな、「 砂糖不使用 」の乳酸菌飲料や野菜ジュースにも、砂糖とは違うけれど「 糖類 」が入っているものもある。
日常で水分を取るときは、お水やお白湯をメインにして、ノンカフェインで利尿作用はおだやかな麦茶を選ぶと、健康に良い。
今、高校生の半分が生活習慣病といわれている。
生活習慣病:糖尿病・高血圧・脂質異常・歯周病・狭心症 など
自分の身体を、健康に保つことは、とても大事なこと。
「 これから、何を選ぶか 」は、自分で決めることができる。
身体をつくるものは、口から入れるもの。
自分自身の健康・幸せな人生のために、 身体に取り入れる「 水分 」や「 食べもの 」 へ意識(気づき、はっきり知ること)をもつことは、とても大事なこと。
地球に来てくれた、大切な子どもたちに、この思いが届きますように ^ ^
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪