こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
みなさんは、「本」お好きですか?
今回は、わたしが今年読んだ本の中で、1番感動した、お気に入りの本のことをお話しします。
わたしは、なぜか蝶(チョウ)に魅かれる。
美しい姿で、ふわふわ飛ぶチョウチョを見ると、幸せな気持ちになる。
良いことがありそう♪ と嬉しくなる。
そんな、チョウの生態を小学生にもわかるように、美しい絵本とエッセイで書かれた本が、わたしが一生大切にしたい、娘にも伝えたいと思う、お気に入りの本、
「 夢をかなえる、未来をひらく鍵 イマジナル・セル 」はせくらみゆき さん(画家・作家)の書籍。
はせくらみゆきさんは、やすらぎと希望をテーマに、生きる喜びをアートや文で表現されている方で、とても美しく優しい、心があたたかくなる、本当にステキな絵を描かれる画家さん。
その絵は、わぁ〜キレイ!と目に留まり、その世界に自分が実際にいて、自分の目で直接見ているような感じになって、ずっと観ていたくなる。
本のはじめにある、絵本の部分は、小学2年生の娘と一緒に読んだ。
美しく可愛らしい絵から、チョウの一生を見て、チョウチョってスゴいね!!と2人で大興奮した。
チョウは、メタモルフォーゼ、「完全変態(かんぜんへんたい)」する。
「 完全変態 」とは、姿かたちや、生活スタイルが、過去の有りようと、全く違うスタイルになる、驚くべき変容と、説明されていた。
タマゴの時代、イモムシの時代、サナギの時代、そして、チョウになる。
サナギからチョウへの変態は、本当にスゴい、そのときには、「イマジナル・セル」という、蝶になるための細胞が現れる。
イマジナル・セルとは、「自分はイモムシじゃなくて、チョウなんだよ!」と、チョウであることを知っている細胞。
サナギの中では、スゴいことが起きていた。
そんな、神秘的でビックリすることを、身近なチョウが、さらりと、みせてくれている‥‥
「タマゴの時代、イモムシの時代、サナギの時代、そして、チョウになる」それぞれの仕事って何だろう?って考えたんです、と著者がYouTubeで語られていた。
・タマゴの仕事は → 生まれること
・イモムシの仕事は → 食べること、そして、サナギになること
・サナギの仕事は → チョウになること
・チョウの仕事は → 次の子孫を残すこと
その時その時の、必要なことを、しっかりやりきる、というのも大事なメッセージ
と、話されていたのも、とても印象的だった。
(書籍のことにもどります)
後半の、エッセイ・文章の部分は、一個のタマゴが、時を経て、チョウへとなっていく物語と、
今起きている社会の変容というのを、わかりやすく、いろんな視点から捉え(状況や人間関係からの「脱皮」の仕方、自分の「こころ」をストレスから守る境界線、など)人生で大切なことを伝えてくれている。
過去の自分の人生を振り返り、あの時が脱皮だったな、今は、どこかな?と考えながら読むのも楽しかったし、本当にそうだと思う!と共感の連続。
そして、今の自分の現状や、今生きている「変化の時代」のことなど、より理解を深めることができた。
人は、知ると、安心する。
本の中の、言葉もグッとくるものが、たくさんあった。
「 時が満ちるのを待つ 」
「 すべてのものに時がある 」
「 時は今。さぁ、飛ぼう!」
など。
本の帯には、『 あなたの中にある「 羽ばたく力 」が花開くひみつの法則!』と書いてあったけれど、新しい扉を開くことになる、とても素晴らしい書籍だった。
チョウになれるタマゴは、200個中、1個か2個だそう。
過酷な生存競争を乗り越え、そんなことを微塵(みじん)も感じさせずに、美しく優雅に舞うチョウ。
出会えるのは超ラッキー、だからチョウチョに出会うと幸せ♡と思うのかもしれない。
本もこの世界に星の数ほどある、そんな中、この本に出会えたことも、わたしにとって、超ラッキーな大きな出来事だった ^ ^♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪