こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
先日、娘と大切な話をしました。
今回は、そのことと感じたことをお話しします。
小学2年生の娘と実家へ向かう車のなかで、娘に話さないといけない、と思うことが、ふと浮かんだ。
娘に、ママ運転中だけれど、渋滞しているから、今から大切な話をするね、聴いてくれる?と。
バックミラー越しに見える娘は、うん!と言って、ニコッとほほえんでくれた。
「学校とかでもそうだけど、生きていたら『 イヤだなぁー 』って思うことあるよね。
そういう時は、イヤだなぁーと思うことや人から、少し離れたりして良いんだよ。」
「そしてね、イヤだなぁーと思うことがあったら、じゃあどうしたら、自分は ごきげんになれるのかな?って、自分とお話し・自分と相談したら良いんだよ。」
「小さな頃のママね、イヤと思っても、どうしたらいいか?なんて考えるとか思いつかなかったから、ガマンして一人で怒ってたのね」と言うと、娘が、
「ガマンって良いこと、ないからねー」と。
「ガマンは、恨みしか生まないから、しちゃダメだよ」とわたしが言って、そうそう、と2人で笑った。
話がそれたように感じて、ちゃんと伝わったかな?と思い、「イヤなことがあっても、自分をごきげんにするために、自分とお話しするのわかった?」と言うと、
「うん、わかったよ、分身インタビューするから大丈夫」と娘が答えた。
分身インタビューの意味がよくわからなかったけれど、娘に、自分とのお話の仕方がわからないときは、ママに聞いてね、一緒に練習しようねと伝え、車が進み出したので、娘との大切な話は終わった。
次の日、分身インタビューの謎が解けた。
娘が録画していたテレビ番組、忍者ドラマ×感情マネジメント こころとのつきあい方がわかる!「こころ忍術 ポポまるっ!」に出てきた。
自分に気持ちを訊く、感情を深くみつめるための術、自分のこころと向き合う方法として、「 分身インタビューの術 」があった。
自分で、自分にインタビューして、起きたできごとの何に、自分はどう感じたのかを聴き出す、というものだった。
起きたできごとを受けて、人は感情が出てくる。
それは、自分がどんな価値観・信念・小さな頃からの思い込みを持っているかで、人によって反応が違う。
それに、自分自身の感情、どんな気持ちになった?かは、1つだけではない、感情は複雑に入り混じっている。
ただ、「悲しかった」だけではなく、「がっかりしている」し、強く言い返し過ぎたな、と「罪悪感」や「後悔」が出ている、
でも、自分を気にかけてくれたことに対して、「嬉しいな」という気持ちもある‥‥
みたいに、いろんな感情があることが、よーく自分の『 こころ 』を見てみることで、すぐにわからなかったものも「 自分と対話 」することでわかってくる。
イヤだなぁーと思うことがあったら、ちょっと立ち止まって、自分の「 こころ 」を見てみる。
みえない感情をしっかり自分でわかってあげて、どうしたら、自分が ごきげんな状態にできるかを、自分と話し合いをする。
例えば、何かにイヤだなぁーと思ったら、
・イヤだと思ったところから、少し離れてみる
・イヤだと思っているけれど、ココまではやってみる
・イヤだと思うことは、コレだから、それに対応して、こういうことをしてみてイヤだと思うことを無くすことをやってみる
・イヤだと思っているのは、相手に自分の気持ちや思いが伝わらなかったこともあるので、落ち着いて、わかりやすく伝えてみる
など、自分と対話して、自分の本当の気持ちを知ることや、「私はどうしたい?」と自分と話す・自分と相談することで、ガマンして一人で怒るということがなくなる。
「自分はどうしたら、ごきげんになる?」
自分の意見を聴くことは、とても大切。
わたしは、自分がこのことを小さな頃から知っていたら、楽になっただろうなぁーと思っているので、
今の子どもたちがテレビ番組から、自分の「こころ」・みえない感情とのつきあい方を学べるなんて、素晴らしいと思った。
生きていると、いろんなことがある、でも、どの瞬間もできるだけ自分が「 ごきげん 」な状態を作ろう!と考える習慣を身につけていると、しっかりとした「 自分軸 」を持って生きていける。
この習慣を身につけると「本当の自分を生きていない」という状態にはならない。
人が自分をどうみるか、人の目線が気になったり、人からの承認を得ないと自分には価値がないと不安になったり、
いつも誰か・自分じゃないところに視点を持っている「 他人軸 」で生きるのは、いつか苦しくなる。
以前のわたしは、自分の人生なのに、気づかないうちに、人からどう思われるか?の視点で生きていて、とても苦しかった。
ウソの自分を生きていた。
自分の人生を生きているんだから、自分を大切にする。
自分の感覚を大事にして、本当にしたいこと、やりたくないことなど、自分の本音を知って、実際に行動する。
「 わがまま 」なんかじゃない! 自分の人生を生きていくために1番大事。
自分が元気になるし、とても楽に、おだやかになる。
自分が満たされていないと、周りの人を幸せにするなんてできない。
わたしが小さな頃は、自分のことより、お友達のことを考えましょう、と言われていたけれど、自分のことをできていなくて、人のことはできない。
自分を「 ごきげん 」にできない・自分を大切にできない人は、自分以外の人を大切にはできない。
よく、自分を愛せない人は、人を愛することはできない、とも聞くけれど、本当にその通りだと思う。
まずは、自分。
今、このブログを書いている横で、娘が骨伝導イヤホンでテレビを見ながら「良いこと言ってる!『 人生を変えるキャッチボール 』って!」と、独り言を言っている。
「 自分との対話 」は、まさに、自分の「 人生を変えるキャッチボール 」だと思った。
本当の自分を生きるために「自分との対話」を習慣にする方が増えると良いなぁ ^ ^ ♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪