こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
先日、ふと表示されたYouTubeがきっかけで知った講演会が、数日後 自宅の近くで行われることがわかり、これは「行きなさい」ということだな、と思い参加しました。
今回は、その講演会で感じたことをお話しします。
わたしは先日、ある講演会に参加した。
難病のお子さんをもつ 、2人のお母さんと1人のお父さんが、わが子を通しての体験や感じたことを話された。
そのお話をお聴きしたことで、わたしの、日々の生活への意識がより深まった。
毎日やってくる日常が 「 本当は特別で、奇跡のようなこと 」だと改めてわかった。
生きていること、家族と一緒に過ごせることは、決して当たり前じゃない。
ちょうど1年前に、大好きな祖母が旅立ち、その後も、大切な方のご家族がお若くして旅立たれたことから、このことを強く感じていたと思っていたけれど、また今回 より深く心に響いた。
生まれて来たということは、いつかは必ず旅立つということ。
私達は、自分の寿命を、自分で決めて生まれてくる、といわれている。
でも、自分の寿命がいつまでなのかをわかったうえで、日々を過ごしている方は、ほぼいない。
日本で1日に亡くなる方は、約3千人いるそうだ。
その中には、明日も当然生きているはずの自分の命が、まさか今日までだなんて!という方もいる。
講演会の中で、
難病のため、5歳の娘さんが旅立たれた お母さんは、明日も娘は生きていられるのか?といつも思いながらすごしていた。
娘の笑顔を見るたびに、嬉しいのに、本当は笑顔で返したいのに、涙が止まらなかった‥‥ と。
また、テストで95点を取った子どもに「なぜ、あと5点取れなかったの?」 と言ったその子のお母さんに、その子が生きているだけで‥‥ と、涙で声を詰まらせていた。
わたしは、そのお母さんの言いたかったことが伝わってきて、そうだよね、子どもが生きているだけで、いてくれるだけで十分幸せだよね‥‥ と思った。
お腹にいるときに心臓の異変がわかり、入院し難病の治療をしているお子さんをもつお父さんの話では、
お盆に息子が帰れたとき(鼻には酸素吸入の管がついたままの状態で)、
お父さんの膝に座って食べたい!と、作ってあげたハヤシライスのお皿に顔を突っ込むようにしながら、あっという間に食べた。
その姿を観て、病院のご飯が美味しくないのかな?など、いろんな思が込み上げ、夫婦で泣いた、と。
そして、忙しい仕事を終えたとき、ふと息子のことが頭に浮かび、涙が溢れてくるときがある、ともお話しされていた。
自分も妻も、息子が難病になったのは自分のせいでは、と責めてしまう、と言われていて、その悲しみが痛いほど伝わってきた。
わたしも、熱や咳・鼻水が出てきつそうな娘の姿を見ると、あの時早く寝かせなかったからかな? 汗をかいていたのに、着替えさせなかったからかな? と、自分を責めてしまうから。
(ハッとして、自分を責めるのはやめよう!と自分に言い聞かせ、切り替えています)
全ての子どもは、生まれる前に親を選んでやってくる。
そして、みんな、今回の人生では、何をしたくて生まれてきたか「 魂の目的 」や青写真を、自分で決めてくる。
(詳しくはこちら → 見つけると人生うまくいく!「魂の目的」)
今回の人生で、難病や障がいをお持ちの方は、強くて高い魂で、高度な問題に挑戦している勇気あふれるチャレンジャーだと、スピリチュアル的にいわれる。
難病のお子さんをもつ 2人のお母さんが、
当事者の自分達にしかできないことがあると思っています。
子ども達を通しての気づき、命の大切さ、希望の大切さ、毎日やってくる日々が「 本当は特別だった 」と伝えたいと言われていた。
そのことを聴かせていただき、今、わたしは
家族みんなで生活できること
一緒に食事ができること
娘に触れることができること
娘や夫が笑顔で朝起きてくること
日常の全てが、当たり前ではなく「 幸せ 」「 本当は特別なこと 」だった
と、改めて深く認識できた。
奇跡のような大切な瞬間の連続を、当たり前と捉えて、ただこなしている‥‥
もし、そうだったら、とても もったいない。
命には、寿命( 限り )がある。
生きていることへの、感謝。
一日の貴(とうと)さを感じながら、日々を大切にして、毎日を楽しく笑顔ですごす。
過ぎてしまった「過去」 まだ来ていない「未来」ではなく、「 今 」に意識を向けて大切に生きる。
講演会を終えた わたしを、迎えに来てくれた娘と夫とキレイな夕方の光の中、穏やかな時間をすごした。
いつもの景色が、色鮮やかに見えた。
追伸
私達は「魂の存在」なので、死=全て無くなってしまう、ということはないです ^ ^
私達は、今回の人生でいただいた身体を卒業して、魂の存在としていっぱいの経験と感動を持って天に還ります。
(詳しくはこちら → 生きられる喜び)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪