こんにちは! arc-en-ciel〈アルコンスィエル〉Takako(→プロフィールはこちら)です。
みなさんは、「ハグ(腕で抱きしめること)」していますか?
そして、「ハグ」の大切さをご存知ですか?
ハグの効果
わたしは、今 ある講座を受講している。
その中でメンター(助言・指導する人)が、「 ハグ 」はとても大切です。ときには、1回の「ハグ」が人の心を癒し、生きる希望をあたえる事も出来るのです!と教えてくれた。
「ハグ」というと、幼稚園に通っている娘をギュ!と抱きしめて、目を見ながら「大好きだよ!」「可愛いね!」というのを毎日している。
娘からも「ハグ」をしてもらって、嬉しいな〜幸せだなぁと思う。
ニューヨークでみた ハグ
「ハグ」といって思い出した事があった。
わたしは前職で「ミス・ユニバース・ジャパン」にご縁があった。
各地の予選会や日本最終選考会に足を運んだり、世界大会があったラスベガスへ行ったりと、3年に渡って、外面・内面の美しさ、そして「 幸せ 」とは何か?という事を考える機会をもらった。
「ミス・ユニバース」の本部がある、ニューヨークにも行った。
ニューヨークで宿泊したHilton(ヒルトン)ホテルから、歩いてすぐの所にテレビ中継でよく見るタイムズ・スクエアがあった。
そこに行くと、世界中から集まった、いろんな人種の人がいて活気に溢れていた。
その中で、笑顔のステキな男性が『 FREE HUGS (フリーハグズ)』と書いたプレートを持って立っていた。(写真を撮る事をお願いしたら、少し照れていたけど)
見ていると、いろんな人種の男性・女性が笑顔で、その男性と「ハグ」をしていた。
「ハグ」はアメリカの文化なんだな〜。
なんとなく、自分には「ハグ」は関係のないもののように感じながら、少し離れて見ていた自分を思い出した。
小さな わたしが してほしかった事
そういえば、夫とも「ハグ」はしない。手もつながなくなった。
娘にだけは、毎日「ハグ」をしていた。
わたしは、小さな頃のわたしが、してほしかった事を娘にしている。
毎日「ハグ」をする事と、目を見ながら「大好きだよ!」「可愛いね!」と言うこと。
他には、娘が、わたしや夫に伝えたい事があったら、ちゃんと聞く。
その時が、急いでいて聞くことが出来ない時は、「今は忙しいので、話をしっかり聞けない。だから、後から聞かせてね!」と伝える。
子どもだからだと、意見を聞かないことはしない。
娘が選んだことを、理由も聞かずに否定しない。
したいと望む事は(命の危険がない限り)尊重するようにしている。
自分は愛されていると、感じてほしいから。
自分の気持ちを分かり、言葉にして伝える、その大切さを知ってほしい。
心に中に、モヤモヤしたものを、残し貯めてほしくない。
納得して、心の中はいつもスッキリ、心からの笑顔で生きてほしいから。
子どもと接するときに 大事にしていること
身体は小さいけど、娘を一人の大人のように思い、接している。
我が子だけではなく、子どもと接するときは、そうしている。
「ぞんざい(扱いが丁寧でなく、投げやりで乱暴なこと)」にはしたくない。
大人になった、わたしも、どんな人からでも「ぞんざい」に扱われるのはイヤだ。
大人は、ただ 子ども達より、少し先に生まれてきただけなのだから。
「 お腹にいる時 」から分かっている
わたしもそうだったけれど、小さな子どもは、表現の仕方(感情の表現、語彙や話し方、伝える時のタイミングなど)をまだ学んでいないので上手く大人に伝えられなくて、もどかしいのだと思う。
だけど、大人以上に分かっている事もある。
子ども達は、言った内容よりも、大人が言っている言葉のエネルギー(イライラして言ったのか、愛情から言ったのか)はしっかりと、感じ受け取っている。
ハグをしよう!
小さな頃のわたしは「いつも怒って泣いていた」
自分の気持ちが伝わらなくて、悲しかった。
寂しかった。
忙しくても、一瞬でも良いから、抱きしめてほしかったのかもしれない。
愛されている事の表現として。
小さな頃のわたしは、「 ハグ 」を一番望んでいたのかもしれない。
「ハグ」は、やっぱり大切だ!と思い、我が家では「 ハグ 」を習慣にしよう!と家族で決めた。
夫との「ハグ」は、はずかしかった。
娘との「ハグ」は大好きだ。
小さな頃の自分を、娘に重ね合わせ、心からの愛で抱きしめている自分にも気付いた。
大切な人と ハグをする
そんな時、娘が、「ママは、じぃじぃとばぁばぁ(わたしの父と母のこと)とハグしてた?」と聞いてきた。
ドキッ‼︎ とした。
「してないなー」と平静を装って返した。
わたしの言葉に娘は、
「 大切な人に ハグするんでしょ?」と。
何も言えず、戸惑っているわたしに、
「ママは、じぃじぃとばぁばぁ 好きじゃないの?」
わたしは、すぐには言葉が出なかった。
心の中で、
“ キライじゃないよ、すごく良くしてもらっているし‥‥ スキだけど‥‥ ”
何を言っていいか考えていると、娘が、「 じぃじぃとばぁばぁにハグしなかったら、Hちゃん(娘の名前)ママとハグしてあげないからね‼︎ 」と少し怒って言った。
娘と「ハグ」出来ないのは悲しい。
「えー!だってママ、じぃじぃとばぁばぁとハグ出来ない。はずかしいし、どうしていいか分からないよ」と正直に言った。
娘がわたしに提案してくれた。
「 じぃじぃがいて、真ん中にHちゃんがいて、そしてママで、3人でハグをするのはどう? 」
それなら出来るかも!
次、実家に行ったら、父と母に「ハグ」をする事を、娘と約束した。
父と母に甘えた覚えがなく、いつも強がっていた わたしの心は落ち着かなかった。
怖かった。
いろいろ考えてしまう。イヤと言われたら‥‥
早く実家に行こう!
娘との約束 「 両親とハグ 」
翌日、幼稚園から帰った娘に、お着替えが終わったら、実家へ行こうと伝えた。
娘は、嬉しそうに笑顔でうなずいた。
実家に着くと、すぐに、「今日来た理由」を母に話した。
母は、少しビックリしている様子だったけれど、「ハグ」をする気になっていた。
「ママ!早くハグするよ!」と娘が急かせる。
とにかく、はずかしくて、どうしていいのか分からない。すぐに動けない。
母の前には、娘がスタンバイしていて、わたしを呼んでいる。
思い切って「ハグ」をした。
母・娘・わたしの『 3人ハグ 』
あたたかかった。
とても嬉しかった。涙が出そうになったのを我慢した。
娘のおかげで、大きな何かを 1つクリアした気持ちだった。
あとは父だ。ドキドキする。
娘がテレビを観ている父に、「じぃじぃ、ハグしよう」と言っていた。
父は、優しい顔で娘に笑いかけていた。
わたしは父に「娘との約束の話」をした。
娘が、座っている父の前に ちょこんと座り、わたしを呼ぶ。
はずかしいけれど、早く約束を果たそうと、思い切って「ハグ」をした。
父・娘・わたしの『 3人ハグ 』
はずかしいのと、泣きそうになったので、すぐに「ハグ」をやめた。
短い「ハグ」だったけれど、あたたかかった。
娘は、少し泣いているわたしに「ママ泣いてるー!」と笑っていた。
そして、ニッコリ笑顔で「ママ、よかったね!」と。
わたしは笑顔で娘に「ありがとう! Hちゃんがいたから、じぃじぃ・ばぁばぁにハグ出来たよ!」
「本当にありがとうね!」と心からの感謝の気持ちを込めて、娘を抱きしめた。
あたたかな心で、4人でティータイムをした。
家に帰って、娘が「また、じぃじぃとばぁばぁに会ったら、ハグするんだよ」と。
まだ、はずかしい気持ちいっぱいのわたしは、言葉に出来ず「うん」とうなずいた。
もう少し、娘の力をかしてもらっての『 3人ハグ 』で慣れていきたい。(^ ^)
ハグを習慣に
「 ハグ 」は、人と人とのエネルギー交換でもあると、メンターが言っていたけれど、本当にそうだと思った。
娘の後押しがなかったら、父と母にハグをする事はなかったかも‥‥
お互いが生きているうちに出来て良かった。
何か、少し前に進んだような気がした。
「 大切な人に ハグするんでしょ?」という娘の言葉が心に響いた。
「 ハグ 」を習慣にしていきたい。
追伸
わたしは「 1人ハグ 」もとても大切だと思っています。
いつでも大切な自分を、癒し・認め・勇気づける事が出来るから!(^ ^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪